大会レポート

旭 川 支 部・大 成 道 場
木 村 直 人 3級


2012年11月25日
第11回レディース&シニア全日本空手道選手権大会

名古屋・露橋スポーツセンター

シニア上級重量級の部 準優勝

 9月2日北海道大会壮年の部でなんとか準優勝になれましたが、ビデオで何回も各試合を見るたびに修正箇所が出てきてしまい、あげればきりがないくらいです。
 レディ−ス&シニアまで2ヶ月ちょっと・・・どのくらい改善できるか?
 また成長できるか?
 大会に臨む前の自分に対しての課題です。
 今までのスタイルをガラっと変えなくちゃいけないのですから大変で。
 でも、それをクリアーしないと結果は出せないと思っていました。
 
 去年は終始、気持ち的にも何とも言い難い落ち込みの中、気持ちばかり変に焦ってしまい何も出来ずにただ手足をバタバタさせていただけで負けてしまいました。
 今回、表現は悪いのですが試合を楽しむように気持ちを切り替え、日々の稽古も先々の為なんだと思い頑張ってやったつもりです。
 その結果、大会前日当日も緊張もせず普段と変わらない感覚で会場に入る事が出来ました。
 控室に向かい開会式の準備をしている時に原先生から応援メールを頂きました。ありがとうございます。
 大会・審査の時は、必ずクリーニングに出しシワを伸ばしアイロンを強力にかけてもらい折り目をキチンとしてまっさらな気持ちで挑む道着に袖を通し、メインコートに向かいました。

 一回戦は1分半が5分にも10分にも感じ、試合が終わる頃には体中に鉛が付いている?と思うくらい重く感じました。
 準決勝は判定にもつれこみ何とか判定勝ち、決勝の門馬道場の佐藤先輩は違いました。
 自分の弱い場所を的確に攻めてきて空手の三要素「力・速さ・技」の他に「気迫」を付け加えてきたのです。
 この様な素晴らしい選手と対戦でき2分間の試合でしたが色んな事を教わった気がします。
 今まで自分が対戦した中で一番尊敬できる壮年部の方です。
 目標は佐藤先輩の様に三要素の他に気迫を出せる選手になる事です。
 試合後に話しをさせて貰えたのですが腰が低く丁寧にお話をして下さって感謝しています。
 結果としては準優勝にはなりましたが宿泊先に戻りビデオカメラから自分の試合を見ると、何で準優勝しちゃったの?と思えるモノでした。
よく先生が稽古の時に言っている「力・速さ・技」ですが、どれをとってもこの三要素は無いのです・・・ただ気力?いや去年と同じで突きをだして押しているそれだけの様な感じでした。

 これからの自分ですが、まだまだこの様な大会には出場してはいけないくらいの実力不足と感じ、もっともっと稽古に打ち込んで北海道高橋道場シニア代表として胸を張って出場出来るような試合内容をしなくてはならないと思いました。
 今回は勉強をさせてくれた大会になり、自分なりに実りがあったと思います。
 今回、この大会の機会を与えて下さった高橋師範・石川先生ありがとうございました。
 また同行して頂いた沼田先生や同じく大会に出場しセコンドに付いてくれた高橋道場の選手の皆さん、同行して応援してくれた齊藤さん森谷さんありがとうございます。
押忍

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